通勤往復4時間の50代が副業した実録|続いたこと・やめたこと正直に書く

※ 本サイトで紹介している商品やサービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告が含まれている場合があります。

通勤の往復4時間、何をしていますか? 私は長いあいだ、ほとんどスマホをぼんやり眺めて過ごしていました。

50代に入り、「このままでいいのかな」という思いから副業を始めたのですが、最初に手を出したものは続かず、しかも最初はしっかり赤字でした。それでも今は、通勤のスキマ時間を使ってコツコツ続けられているものがあります。

この記事では、何が続いて、何が続かなかったかを、できるだけ正直に書きます。「楽して大きく稼げる」といった景気のいい話ではありません。同じように、まとまった時間が取れない中で副業を考えている方の参考になればうれしいです。

往復4時間の通勤、最初は何も活用できていなかった

私は50代の会社員で、通勤は片道2時間・往復で4時間。共働きで、帰宅すれば家のこともあります。平日にまとまった「副業の時間」を取るのは、正直ほぼ無理です。

それでも副業を考えたのは、役職定年や再雇用で年収が下がっていく現実が、だんだん他人事ではなくなってきたからです。「今のうちに、会社の給料以外の収入の柱を、細くてもいいから作っておきたい」。そう思ったのがきっかけでした。

ただ、新しく時間をひねり出すのは無理。そこで目をつけたのが、毎日強制的に発生している往復4時間の通勤でした。どうせスマホを触っているなら、この時間を副業に回せないか、と考えたわけです。

試してみた副業と、続かなかったもの

最初から今のかたちに落ち着いたわけではありません。いくつか試して、続かなかったものもあります。

続かなかったもの

最初に手を出したいくつかは、「通勤中にやる」という条件に合わず、続きませんでした。

パソコンを開かないと作業が進まないもの、まとまった集中時間が必要なものは、揺れる電車の中・疲れた帰り道では現実的に無理でした。「スキマ時間でできる」とうたっていても、実際にスキマ時間だけでやろうとすると手が止まる――そういうものは、私の生活では続きませんでした。

今も続いていること:せどり(中国輸入×Amazon)

いろいろ試した結果、今も続いているのはせどりです。

具体的には、海外(中国)のサイトから商品を仕入れて、Amazonで販売するスタイルです。なぜこれが続いたかというと、いちばん時間のかかる「商品を探す・相場を調べる」部分が、スマホひとつで通勤中にできるからでした。

仕入れる商品を決めたり、相場をチェックしたりという「考える作業」は移動中に。実際の発送などの「手を動かす作業」は週末にまとめて。こうやって通勤中と週末で役割を分けることで、平日に机に向かう時間がなくても回せるようになりました。

通勤の往復4時間、実際には何をしているか

「副業」というと机に向かう姿を想像しがちですが、私が通勤中にやっているのは、もっと地味な作業です。

時間帯 やっていること
行き(朝) スマホで仕入れ候補の商品リサーチ・相場チェック。比較的頭が動く時間
帰り(夜) 疲れている日は無理せず、副業の情報収集や勉強だけ。トレンドや売れ筋の研究

ポイントは、疲れている日は「稼ぐ作業」を無理にやらないことです。帰りはくたびれていることが多いので、その日は売れ筋を眺めたり、人の成功例・失敗例を読んだりする「勉強の時間」に切り替えます。気が向いた日だけ仕入れの判断をする。これくらいゆるくしておかないと、私の場合は続きませんでした。

スマホだけで完結することを副業選びの基準にしたのも、この通勤環境があったからです。パソコンが必要な時点で、私の通勤時間とは相性が悪い。逆に言えば、スマホで「探す・調べる・学ぶ」が進められるものは、通勤と相性が良かったということです。

実際のところ、いくら稼げているのか

いちばん気になるところだと思いますが、具体的な金額は伏せさせてください。月によって波がありますし、誇張にも過小にも見せたくないからです。

正直な手応えとしてお伝えできるのは、「楽して大きく稼げる」ものではまったくないということです。地道な作業の積み重ねで、本業の収入を一気に置き換えるようなものではありません。

ただ、会社の給料以外の収入の入り口を、自分の手で作れたという手応えはあります。金額の大小より、「給料が下がっても、自分で動けば多少は補える」という感覚を持てたことが、私にとっては大きかったです。

そして大事なこととして、最初に書いたとおり始めたばかりの頃はむしろ赤字でした。これは次の章で正直に書きます。

正直な失敗:最初はしっかり赤字だった

きれいな成功談だけ書いても信用できないと思うので、失敗も正直に書きます。

私は最初、赤字でした

仕入れた商品が思ったように売れなかったり、売れても送料や手数料を差し引くと手元にほとんど残らなかったり。「これは儲かりそう」という自分の読みが外れることも多く、最初のうちは出ていくお金のほうが多い時期がありました。

今ふり返ると、原因は「売れるはず」という思い込みで、相場やコストの確認が甘かったことです。だからこそ今は、通勤中の「探す・調べる」にいちばん時間をかけています。仕入れる前の下調べこそが、赤字を減らすいちばんの近道でした。この遠回りは、正直やってみないと分からなかったところです。

怪しい副業には気をつけてください

副業を探していると、「誰でも簡単に」「スマホだけで月◯万円」といった広告をたくさん見かけます。50代で収入に不安を持っている人は、こういう話のターゲットになりやすいので、特に注意してほしいです。

私が気をつけたのは、「始めるのにお金を払わせる」タイプの話でした。高額な情報商材やコンサル料、登録料が必要なもの。「先にお金を払えば、あとで大きく稼げる」という構図のものには近づかないようにしました。

本当に地道な副業は、無料で始められて、稼ぐまでに時間と手間がかかるのが普通です。「簡単」「すぐ」「確実」を強調してくるものほど、いったん立ち止まって調べたほうがいいと思います。

副業を始める前に知っておきたいこと(会社員の場合)

最後に、会社員が副業を始める前に確認しておいたほうがいいことを、一般的な事実として整理しておきます(私見ではなく、調べれば分かる基本です)。

  • 会社の就業規則を確認する:副業を禁止・許可制にしている会社もあります。始める前に、自分の会社のルールを確認しておくと安心です。
  • 確定申告が必要になる場合がある:副業の所得が一定額(給与以外の所得が年間20万円)を超えると、確定申告が必要になることがあります。
  • 税金のことは専門家に相談を:具体的な税額や申告の方法は、人によって事情が違います。詳しくは国税庁の情報を確認するか、税理士などの専門家に相談してください。当ブログは税務上のアドバイスを行うものではありません。

まとめ:「往復4時間」は、強制的な副業時間にもなる

往復4時間の通勤は、これまでずっと「奪われている時間」だと思っていました。でも見方を変えると、毎日強制的に確保されている、まとまったスキマ時間でもあります。

私の場合、その時間を「探す・調べる・学ぶ」に充てることで、せどりという副業を細々とですが続けられています。大きく稼げているわけではないし、最初は赤字も経験しました。それでも、会社の給料だけに頼らない入り口を、自分の手で作れたことには意味があったと思っています。

もし同じように通勤時間が長くて「もったいないな」と感じているなら、いきなり大きく始めなくていいので、まずは「自分のスキマ時間で何ができそうか」を調べるところからでいいと思います。働きながら暮らしを回す工夫としては、通勤4時間の50代が家事を回す方法も別記事にまとめています。収入を少し増やすことと、無理なく暮らしを回すこと。その両方を少しずつ整えていけたらと思っています。