通勤4時間・フルタイムの50代が家事を回す方法|平日は仕組み、週末にまとめる現実解

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「フルタイムで働いていて、家事をやる時間なんてどこにあるの?」
これは私自身の、毎日のリアルな悩みでした。

私は50代の会社員です。通勤は片道2時間、往復で4時間。朝は5時半に起きて、帰宅は20時半。
そこから夕食を作って食べれば、もう日付が変わる時間です。妻と二人の共働き世帯で、お互い忙しく働いています。
正直、平日に「ていねいな家事」をする時間は、ほぼありません。

それでも家の中はなんとか回っています。理由はシンプルで、平日は家事を“やらない・仕組みで回す”と割り切り、家電と週末に寄せているからです。
この記事では、同じように「働きながら家事に追われている」50代の方に向けて、私が実際にやっている家事の回し方を、包み隠さずお伝えします。

結論:50代の家事時短は「平日はやらない」「家電」「週末」で回す

先に結論です。通勤あり・フルタイムで家事を破綻させないコツは、次の3つに尽きます。

  1. 平日は家事を増やさない(やらないことを決める/散らかさない仕組み)
  2. 家電に“時間を買う”(食洗機・洗濯乾燥・ロボット掃除機などに任せる)
  3. まとまった家事は週末に寄せる(平日は最低限の維持だけ)

ポイントは、「平日にがんばって時短する」のをやめることです。
帰宅が20時半、就寝が0時半という生活で、さらに家事を詰め込めば睡眠を削るしかありません。それは長く続きませんし、健康にも良くありません。
だから私は「平日はやらない」と決めました。やらずに済む仕組みを作る方が、結果的にラクで確実です。

私の平日のリアル(家事の“すきま”はここしかない)

まず、私の平日のスケジュールを正直に出します。

時間 予定 家事のすきま
5:30 起床
5:40 身支度・朝食
6:20 出勤
8:20 出社 (日中、太陽光で発電している時間帯に洗濯乾燥が稼働)
12:00 昼休憩 (買い物リストや段取りメモだけ)
18:30 退社
20:30 帰宅 完了済みの洗濯物を畳む・しまう/最低限のリセット
21:30 夕食 調理は時短重視
0:30 就寝

見てのとおり、平日に家事へ使えるのは朝の身支度の合間と、帰宅後のわずかな時間だけです。
ここで「全部やろう」とすると必ず破綻します。だから、この限られたすきまでやるのは「回す・維持する」ことだけ。きれいに仕上げるのは週末です。

平日の家事を回す3つの仕組み

① 洗濯は「太陽光で発電している日中」にタイマー稼働、帰宅後に畳むだけ

我が家の洗濯は、朝セットでも夜回しでもありません。太陽光で発電している日中の時間帯に動くようタイマーを予約しておき、帰宅したときには洗濯(乾燥まで)が完了しているスタイルです。
我が家には太陽光発電があるので、日が出ている時間帯に洗濯乾燥を回せば、その電気を自家消費でまかなえます。留守の間に、しかも昼間の発電を活かして洗ってくれるので、帰宅後にやるのは「畳んでしまう」だけ。乾燥まで任せれば、干す・取り込む工程そのものがなくなります。
太陽光発電がある家庭なら、電力をよく使う洗濯乾燥を“発電している昼間”に寄せるのは、相性の良い使い方だと思います。
なお、太陽光発電がないご家庭でも、電気料金プランによっては夜間など単価の安い時間帯にタイマーで回すと、電気代を抑えやすくなります。ご家庭の料金プランに合わせて「動かす時間帯」を決めるのがおすすめです。

ただし、シワになりやすいものは乾燥機にかけません。 シャツなど乾燥でシワが付くと困るものは、平日の予約洗濯とは分けて、週末にまとめて洗います。脱水までを洗濯機で済ませて、あとは外干し。
「乾燥まで任せるもの」と「週末に外干しするもの」を分けておくと、仕上がりの質を落とさずに平日の手間を減らせます。

② 帰宅後は「リセットだけ」と決める

帰宅は20時半。ここで掃除まで始めると終わりません。
私は帰宅後にやることを「散らかったものを元に戻す(リセット)」だけに限定しています。
テーブルの上を片付ける、使ったものを定位置に戻す。それ以上はやらない。
“散らかさない”を徹底すると、そもそも掃除の頻度が減ります。 これが地味に効きます。

③ 夕食は「時短」と「割り切り」で

21時半の夕食を一から作っていたら寝る時間がなくなります。
作り置き・冷凍・市販品を遠慮なく使います。レトルトに野菜を足すだけでも一品になりますし、「全部手作りでなくていい」と思えるだけで気持ちが軽くなります。
平日の食事は「栄養がそこそこ取れて、早い」が正解。完璧を目指さないのがコツです。

家電に“時間を買う”——働く50代こそ投資する価値

正直に言うと、平日を回せている最大の理由は家電です。
時間がない人ほど、家電に時間を買ってもらう価値があります。私が「入れてよかった」と感じているのはこの3つです。

  • 食洗機:夜のいちばん面倒な「皿洗い」が消えます。セットして寝るだけ。
  • 洗濯乾燥(ドラム式 or 乾燥機):「干す・取り込む」の手間が大きく減ります(乾燥に向かない衣類は週末に外干しなど別運用)。タイマーで日中に回して放置できます。
  • ロボット掃除機:出勤中に床掃除が終わっている状態を作れます。留守の時間が働いてくれます。

どれも安い買い物ではありませんが、我が家の場合、体感では毎日30分〜1時間ほどの余白が生まれました。そう考えると、働く世代にはむしろコスパの良い投資だったと感じています。

時短家電は「消したい手間」で選ぶ|タイプ別の選び方

「何から買えばいい?」と迷ったら、家事のどの工程がいちばん負担かで選ぶのがおすすめです。
タイプ別の特徴を整理しました(仕様・価格帯は目安です。最新は各メーカー・販売ページでご確認ください)。

カテゴリ なくなる手間 向いている人 価格帯の目安 設置のしやすさ
食洗機(据置・ビルトイン) 皿洗い・拭き上げ 自炊が多い/夜に時間がない 中〜高 据置型は工事不要のタイプもあり
洗濯乾燥(ドラム式 or 乾燥機) 干す・取り込む 洗濯物が多い/日中不在 ドラム式は設置スペース要確認
ロボット掃除機 床の掃除機がけ 留守が長い/床にモノが少ない 低〜高 ほぼ不要(床の片付けは必要)

表の価格帯はあくまで目安で、同じカテゴリでも機能差で大きく変わります。「どの手間を消したいか」を起点に選ぶと、後悔が少ないです。

① 食洗機タイプ — 夜の皿洗いを消したいなら
帰宅が遅く、夕食後に洗い物まで手が回らない人に効果大。据置型なら工事不要で導入しやすいタイプもあります。

② 洗濯乾燥タイプ — 「干す・取り込む」をなくしたいなら
日中不在の家庭と相性がよく、タイマー稼働で帰宅時に完了させられます。太陽光発電があれば昼間の発電を活かせるのも利点。ドラム式は設置スペースの確認が必要で、乾燥でシワが付きやすい衣類は別運用(週末に外干し等)が前提です。

③ ロボット掃除機タイプ — 留守時間に床掃除を任せたいなら
出勤中に床掃除を済ませたい人向け。床にモノが少ないほど効果が出ます。価格帯の幅が広く、入門機から高機能機まで選べます。

「家電でも回らない」ときの選択肢:家事代行

正直に言えば、理想は家事代行サービスにお願いできるくらいの余裕を持つことです。お金で時間と手間をまるごと買えるなら、それがいちばん確実ですから。
ただ現実には毎回頼むとそれなりの出費になるので、私の場合はまず「家電で時間を買う」を基本にしています。
それでも手が回らないときは、繁忙期だけ・水回りだけ単発で頼むといった使い方なら、コストを抑えつつ負担を逃がせます。サービスによっては初回お試し・スポット利用に対応しているところもあるので、「常用」ではなく「困ったときの一手」として候補に入れておくと安心です。

注:家事代行の料金・対応エリア・キャンペーンは変動します。最新は各社公式でご確認ください。

まとまった家事は週末に寄せる

平日に削った分は、週末にまとめます。といっても、週末を家事でつぶすわけではありません。
「平日はできない掃除・買い出し・作り置き」をまとめてやる日を決めておくだけです。

  • 週末にまとめ買い+作り置きをしておくと、平日の夕食がぐっとラクになります。
  • シャツなどシワになりやすい衣類は、週末にまとめて洗って外干し。平日は乾燥機に任せられるものだけにして、質を落としたくないものは週末に回します。
  • 平日できない水回りなどの掃除は週末に。平日は「散らかさない」で維持しているので、週末の掃除も軽く済みます。

大事なこと:睡眠を削ってまで家事をしない

最後に、これがいちばん伝えたいことです。
帰宅20時半・就寝0時半の生活だと、睡眠時間はどうしても短くなりがちです。
そこに「もっと家事をちゃんとやらなきゃ」と上乗せすると、削れるのは睡眠だけになってしまいます。

家事を完璧にすることより、ちゃんと眠って、明日もしっかり働けることのほうが大切です。
だから私は「やらないことを決める」「家電に任せる」「週末に寄せる」で、平日の家事を最小限にしています。
家事は“回っていればいい”。それくらいの気持ちのほうが、長く続きます。

まとめ:50代・共働きの家事は「力の入れどころ」を絞る

通勤あり・フルタイムの50代が家事を破綻させないコツは、次の3つです。

  1. 平日は家事を増やさない(やらない・散らかさない)
  2. 家電に時間を買う(食洗機・洗濯乾燥・ロボット掃除機)
  3. まとまった家事は週末に寄せる

「働きながら家事も完璧に」は、そもそも無理があります。
力を入れる場所を見極めて、あとは仕組みと家電に任せる。それが、忙しい世代が無理なく暮らしを回す現実解だと思います。