共働き50代の時短家電|買ってよかった家電と選び方の軸

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共働き50代の時短家電|買ってよかった家電と選び方の軸 家事

共働きだと、平日に家事へ割ける時間は正直あまりありません。我が家も同じです。共働き世帯は年々増えていると言われます。「誰かが家事をやる」のではなく「家電に任せる」を前提に暮らしを組み立てる家庭も、増えているのではないでしょうか。

我が家では、食洗機・ドラム式洗濯乾燥機・ロボット掃除機・電気ケトルの4台に、これまで合計で約39万円をかけてきました。一番古いものは7年、一番新しいものでも2年使っています。

この記事では、何を買い、何を買わなかったか、そしてどう使い分けているかを、実費と実感で正直に書いていきます。

共働き世帯が増えるなか、時短家電に頼るのは自然な選択

総務省の「労働力調査(詳細集計)」によると、2024年平均の共働き世帯(夫婦とも非農林業雇用者の世帯)は1,300万世帯でした。前年の1,278万世帯から22万世帯増えています。一方、専業主婦世帯は508万世帯で、前年の517万世帯から減りました(出典:労働政策研究・研修機構(JILPT)「共働き世帯の状況」)。夫婦とも働くのが当たり前になりつつある、ということだと思います。

一方で、食器洗い機の普及率は、二人以上の世帯で37.3%(2024年3月末時点)。まだ半数には届いていません(出典:内閣府「消費動向調査」主要耐久消費財の普及率。統計表はこちら)。つまり食洗機は、入れている家庭とそうでない家庭で差が出やすい家電だと言えそうです。なお普及率は毎年更新されるので、最新の数値は上記の内閣府のページでご確認ください。

こうした背景もあって、共働き世帯が時短家電に頼るのは、私にとってはごく自然な流れでした。ここから先は、我が家の実例です。

我が家の時短家電4つ|購入時期・当時の価格・使用年数

我が家で「時短家電」と呼べるのは、次の4台です。

家電 購入時期 当時の価格(概算) 使用年数
食洗機 7年前 約15万円 7年
ドラム式洗濯乾燥機 4年前 約18万円 4年
ロボット掃除機 5年前 約5万円 5年
電気ケトル 2年前 約1万円 2年
合計 約39万円

4台合わせて、これまでに約39万円をかけてきた計算になります。

ここで一つ、注記させてください。上記の価格は、あくまで購入当時の概算です。現在の販売価格ではありません。家電は年々モデルチェンジもありますし、セールや型落ちのタイミングでも価格は変わります。最新の価格は、各メーカーや販売店で確認していただくのが確実です。

なお4台とも、今のところ「買ったけど使わなくなった」ものはありません。7年前に買った食洗機も含めて、すべて現役で使っています。

一番買ってよかったのはドラム式洗濯乾燥機

4台の中で、私が「一番買ってよかった」と感じているのは、4年前に約18万円で導入したドラム式洗濯乾燥機です。

理由はシンプルで、「干す」「取り込む」という工程そのものが、生活から消えたことです。洗濯機に入れてスイッチを押せば、乾燥まで終わった状態で出てくる。天気を気にする必要もありません。体感としては、平日の負担がかなり軽くなった実感があります。

もちろん、これは我が家の生活リズムでの体感であって、誰にとっても同じ効果があるとは限りません。ただ、共働きで平日の家事に割ける時間が少ない我が家にとっては、導入してよかった一台です。

他の3台にも、それぞれ良さを感じています。食洗機は夜の皿洗いという地味に面倒な工程を引き受けてくれますし、ロボット掃除機は留守中に床掃除を終わらせてくれます。電気ケトルは価格こそ手頃ですが、「お湯を沸かす」という小さな工程をボタン一つに任せられるのは、日々のちょっとした手間が減るという意味でありがたいところです。

ただ、あえて一つ選ぶなら、やはりドラム式洗濯乾燥機です。工程そのものがなくなる体験は、他の3台とはまた違う手応えがありました。

50代共働きが時短家電を選ぶときに重視した3つの軸|時間>手入れが楽>留守中に働く

4台を選ぶとき、私の中には明確な優先順位がありました。「時間」>「手入れが楽」>「留守中に働く」の順です。

①時間を買う(最優先)

一番重視したのは、家事の工程そのものを減らせるかどうかです。「早く終わらせる」のではなく、「その工程自体をなくす」という発想に近いかもしれません。

洗濯なら「干す・取り込む」、皿洗いなら「手で洗う」という工程を丸ごとなくせるかどうかを、まず最初に見ていました。時間を短縮するというより、「その作業をする・しないを自分で選べる状態」を買っている感覚に近いです。

②手入れが楽(次点)

次に重視したのは、手入れの手間です。どれだけ便利でも、掃除やメンテナンスが面倒だと、結局使わなくなってしまう。これは50代になってから、より強く感じるようになった実感です。

若い頃なら「多少手間がかかっても機能重視」で選べたかもしれません。ただ50代の今は、続けられるかどうかのほうが大事だと感じています。手入れが面倒な家電は、どんなに便利でも、いずれ使わなくなる。だから私は、機能と同じくらい「手入れが楽かどうか」を選ぶ基準に入れるようにしています。

③留守中に働く

3番目の軸が、留守中に働いてくれるかどうかです。共働きで日中は家を空けているので、その間に家電が代わりに仕事を終わらせてくれると、帰宅後の負担がぐっと減ります。ロボット掃除機や食洗機は、この「留守中に働く」という条件との相性が良い家電です。

この3つの軸は、優先順位です。①を満たしていても②が弱ければ結局使わなくなりますし、③はあくまでプラスアルファ。この順番で選んできたことが、4台とも今も現役で使えている理由の一つだと思っています。

あえて買わなかった家電|自動調理鍋を選ばなかった理由

時短家電というと、自動調理鍋(ホットクックのようなタイプの総称です)を思い浮かべる方も多いと思います。実は私も検討したことがあります。ただ、結局買いませんでした。

理由は、掃除が面倒そうだと感じたからです。使ったあとの手入れを自分が続けられるか、その自信が持てなかった。それが正直なところです。

ここで一つ、誤解のないようにお伝えしておきます。これは自動調理鍋そのものを否定しているわけではありません。実際に使っている方の中には、「思ったより手入れは簡単」「毎日助かっている」という方もいると思います。あくまで私自身の選定軸、先ほどお話しした「手入れが楽かどうか」という基準に合わなかった、というだけの話です。

振り返ってみると、この判断は、選定軸②の「手入れが楽」と地続きです。自動調理鍋を買わなかった理由も、4台を選んだ理由も、根っこは同じ。「手入れが楽かどうか」で判断するという、自分なりの一貫性が、ここにも表れているように思います。

ちなみに、調理の時短については、自動調理鍋の代わりに作り置きや市販品でカバーしています。この工夫については、作り置き・市販品での食費の回し方はこちらで詳しく書いています。

なお、先ほどお伝えしたとおり、4台とも「使わなくなった」ものは今のところありません。買ったものは使い続け、買わなかったものは買わなかった。これが、今の我が家の時短家電の状況です。

家電を動かす時間帯|天気と季節で日中と夜間を切り替える

我が家はオール電化で、太陽光発電(3.344kW)も導入しています。契約している電気料金プランには夜間が割安になる時間帯があり、この2つの前提があるので、家電を動かす時間帯は「天気と季節で日中と夜間を切り替える」という運用にしています。

正直に言うと、以前この部分を私は勘違いしていました。「乾燥まで行うなら夜間一択」だと思い込んでいたのですが、電気代の仕組みをあらためて見直してみると、それは半分だけ正しくて、半分は違っていました。ここは訂正させてください。

基本は「発電している日中」が有利(晴れて発電が見込める時期)

我が家の契約では、太陽光の売電単価より、夜間の割安な時間帯の購入単価のほうが高くなっています(2026年7月時点の概算・ご家庭の契約や検針票で確認いただくのが確実です)。つまり、発電した電気は売ってしまうより、その場で自分の家電に使ったほうが、我が家にとっては得という計算になります。太陽光の売電収支については、太陽光発電の売電収入を毎月公開している記事はこちらで公開しています。

そのため、晴れていて発電が見込める時期は、乾燥まで含めて日中に回すようにしています。

梅雨・雨の日は夜間に切り替える(発電が見込めないとき)

一方、太陽光がほとんど発電しない、あるいは発電量が少ない日に日中へ回すと、話が変わります。発電量を超えた分は普通に電気を「買う」ことになり、しかも日中の購入単価は夜間よりさらに高いので、かえって割高になってしまいます。

皮肉なことに、乾燥機を一番使いたくなる「雨の日」こそ、太陽光が一番発電しない日でもあります。だから梅雨時期や雨天が続くときは、乾燥までの洗濯も夜間の割安な時間帯に回すようにしています。実際、直近の梅雨の時期はほぼ夜間中心で動かしていました。夜間割安プランでの実際の電気代については、夜間割安プランでの2年分の電気代実額はこちらにまとめています。

洗濯のみ・食洗機は、天気に関係なく決めている

乾燥までは行わず洗濯だけで済ませるときは、天気にかかわらず日中に回しています。理由は単純で、日中のほうが乾くのが早いからです。

食洗機は、夕食後にセットしておけば翌朝には終わっている、という使い方が生活動線に合っているので、基本的には夜間中心で動かしています。

太陽光がない家庭は、夜間が基本でシンプルです

ここまで書いてきたのは、あくまで太陽光がある我が家の事情です。太陽光がない家庭であれば、発電による自家消費という選択肢自体がないので、電気代を抑えるなら夜間の割安な時間帯にまとめて動かすのが、シンプルでわかりやすい考え方だと思います。太陽光があるかどうかで、答えが変わってくる、ということです。

ちなみに、食洗機・ドラム式洗濯乾燥機・ロボット掃除機の3つは、「時短家電の三種の神器」と呼ばれることもあるようです。ただ、我が家で効いているのは「何を持っているか」よりも「いつ動かすか」のほうかもしれません。オール電化・太陽光・夜間割安プランという条件があり、しかも天気や季節で使い分けているからこそ成り立っている使い方なので、そのまま誰にでも当てはまるものではありませんが、参考になる部分があればうれしいです。

まとめ|共働き50代の時短家電は「手入れが楽」で選ぶと長続きする

最後に、この記事の内容を短くまとめます。

  • 我が家の時短家電は4台。合計で約39万円、最長7年使い続けています(価格は購入当時の概算です)
  • 選ぶときに重視したのは「時間>手入れが楽>留守中に働く」という優先順位
  • あえて買わなかったのは自動調理鍋。理由は「掃除が面倒そう」で、これは選定軸②と地続きの判断でした
  • 家電を動かす時間帯は、天気と季節で日中と夜間を切り替えています(発電が見込める晴天時は乾燥まで日中、梅雨・雨天は夜間。洗濯のみは日中、食洗機は夜間中心)

これから時短家電を検討する方には、「まず時間を減らせるか、そして手入れが楽かどうかを基準にすると、長く使い続けやすいのではないか」とお伝えしたいです。もちろん、これはあくまで我が家の条件・実感に基づく一つの考え方であり、必ず誰にでも当てはまるわけではありません。

なお、家電1台ずつの話は今回書きましたが、平日にどう1日を回しているか、というルーティンについては別記事にまとめています。通勤4時間・フルタイムで家事を回す1日のスケジュールはこちらもあわせてご覧いただけたらと思います。

このブログでは、共働き50代・オール電化在住の私の実費・実感をもとに、暮らしの記録を書いています。運営者について詳しくは、筆者(共働き50代・オール電化在住)のプロフィールはこちらをご覧ください。