「食費、最近ちょっと高くない?」——スーパーでいつもの食材を買っているだけなのに、会計を見てそう感じることが増えました。
我が家は50代の共働き夫婦2人。結論から言うと、家の食費は月5万円くらいで収まっています。ただ、これは「すごく頑張って節約しているから」ではありません。平日の昼は社食や外食が多く、家では無理のない工夫を続けているだけです。
この記事では、総務省のデータで目安を確認しつつ、我が家が実際にやっている(そして続いている)食費の整え方を、正直にまとめます。
※食費は家族構成や働き方で大きく変わります。本記事は「月◯円が正解」とすすめるものではなく、ひとつの実例として読んでください。
この記事でわかること
- 50代共働き世帯の食費を考えるときの目安
- 平均額だけで判断しないほうがいい理由
- 我が家の食費が月5万円台に収まっている理由
- 無理なく続けられた工夫と、あえてやっていないこと
50代共働きの食費は「平均」だけでは判断できない
まず目安です。総務省統計局の家計調査によると、2025年の二人以上世帯の「食料」は月平均94,895円、エンゲル係数は28.6%でした。
出典:総務省統計局「家計調査報告 2025年平均」
https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_gaikyo2025.pdf
また2026年5月の消費者物価指数でも、食料の価格は高い水準が続いています(値上がりの伸び自体はやや落ち着きつつありますが、調理食品など身近な品目の高さは実感として残ります)。
出典:総務省統計局「消費者物価指数 全国 2026年5月分」
https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/zenkoku.pdf
「月9万円台が目安なのかな」と感じるかもしれません。でも、この平均は子どものいる世帯も含めた数字で、しかも以下の条件で大きく変わります。
- 夫婦2人なのか、子ども分を含むのか
- 平日の昼食は社食・外食か、弁当か
- 外食費・酒類・米代を食費に含めるか
我が家は夫婦2人+平日の昼は外で済ませることが多いので、家で使う食費は平均よりかなり低め。平均と比べるより「自分の家の内訳」を見るほうが、ずっと役に立ちます。
我が家が月5万円台に収まっている理由
正直に言うと、我が家の食費が抑えられている一番の理由は、特別な節約術ではなく「生活リズム」です。
① 平日の昼は社食・外食が多い
共働きなので、平日のランチは社食や外で済ませることが多いです。そのぶん家で用意する食事が朝晩中心になり、結果として家の食費(スーパー代)が下がっています。これは狙ってというより、働き方の自然な結果です。
「家の食費だけ」を見て一喜一憂するより、昼食も含めた“食にかかる総額”で考えるほうが実態に近い、というのは我が家の実感です。
② 効いているのは「定番食材を固定する」
家での工夫として、いちばん続いていて効いているのはよく使う食材を固定することです。
節約レシピを毎回調べて、安い食材を探して献立を考える——理想ですが、共働きには続きません。だから我が家は、買うものをある程度パターン化しています。定番があると、
- 買い物で迷う時間が減る
- 食材を余らせて捨てる(食品ロス)が減る
「安く買う」より、ムダ買いと食品ロスを減らすという考え方です。地味ですが、これが一番効きました。
③ 買い方は「週末まとめ買い+都度買い」の併用
買い方は、週末のまとめ買いを基本にしつつ、足りないものは平日に都度買い足す併用スタイルです。「まとめ買いだけ」にすると使い切れずに傷ませることがあるので、我が家にはこの併用がちょうどよかったです。
また、業務スーパーやドラッグストアも使い分けています。同じものでも置いてある店で値段が違うので、よく買う定番品は安い店で、という程度のゆるい使い分けです。
④ ふるさと納税の返礼品は「食品」を選ぶ
我が家はふるさと納税では、米・肉・果物といった普段使う食品を選んでいます。これも食費の助けになっています。珍しいものを楽しむのもふるさと納税の魅力ですが、家計を整える目的なら、普段消費するものを選ぶほうが効果を感じやすいです。
(ふるさと納税の手順や失敗談は 共働き世帯のふるさと納税|上限とやり方・ワンストップで失敗した話 にまとめています)
あえて「やっていない」節約
うまくいったことだけでなく、我が家がやっていない(続かない)ことも正直に書きます。これも誰かの参考になればと思います。
- 極端なまとめ買い・安い店のはしごはしません。数十円のために遠い店を回ると、時間と疲れのほうが高くつきます。
- 毎日きっちり自炊もしていません。昼は外で済ませますし、疲れた日は無理をしません。
- 外食を完全にゼロにもしません。共働きの息抜きまで削ると、節約自体が苦しくなります。
我が家の食費が5万円台なのは、ストイックに削っているからではなく、「外で食べる日は食べる・家では定番で整える」とメリハリをつけているからだと思います。
食費は「時間」と「健康」を削らない範囲でいい
50代共働きの食費見直しで大事なのは、節約額だけを追いかけないことです。月数千円下がれば家計は助かりますが、そのために毎日疲れ切ったり、栄養が偏ったり、楽しみがなくなったら本末転倒です。
主夫旦ライフとしては、食費の見直しは「生活を小さくすること」ではなく、これからの人生を少しラクにするための”整え方”だと考えています。固定費の見直し(スマホ代を格安SIMで半分以下にした話)と同じで、無理なく続く形にするのがコツです。
まとめ:まずは1か月、内訳を分けて見てみる
食費は平均と比べるだけでは判断できません。家族構成・昼食・外食・米代の含め方で必要な額は変わります。
おすすめは、まず1か月だけ、ざっくり内訳を分けて記録してみること。
- スーパー
- コンビニ
- 外食・社食(昼食)
- 惣菜・弁当
- 米・飲料・酒類
この内訳が見えると、我慢しなくても整えられる場所が見つかります。我が家の場合は「昼は外・家は定番で整える」が答えでした。無理な節約より、続けられる整え方——それが50代共働きにはちょうどいいと思います。
