太陽光とオール電化の電気代記録|8記事の入口

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太陽光とオール電化の電気代記録|8記事の入口 節約

電気・太陽光の記事が、気づけば8本になっていました。検針票の読み方、太陽光の月次収支、夜間シフトが本当に効いているかの検証……そのつど独立した記事のつもりでしたが、並べてみると1つの家計の記録になっていました。

「どこから読めばいいか分からない」という方もいると思うので、この記事を作りました。単なるリンク集ではなく、読む順の案内と、8本を書いてきて見えたことをまとめています。

このブログで電気・太陽光の記録を続けている理由

「今月は高い」「安い」と請求の総額だけで判断していた頃は、電気のことも太陽光のことも、ほとんど何も見えていませんでした。毎月の実数を残すようになって初めて、電気代と売電額を並べて考えられるようになったのです。

この記事群は、そうやって「見えていなかった」ことに、ひとつずつ実数で答え合わせをしてきた記録です。

どこから読む?2つの入口

8本すべてを読む必要はありません。気になる方から読んでください。

電気代が気になる方はこちら

太陽光を検討・保有している方はこちら

電気代を知りたい人のための4本

電気代編の4本を、実際に載っている数字とあわせて紹介します。

電気代が気になる方への4本。年間136,559円、予測との差は約1円、基本料金1,558円、深夜比率45.7%→40.2%
電気代編の4本。上から順に読むとつながります

オール電化・二人暮らしの電気代2年分の実額はこちらでは、検針票をそのまま2年分公開しています。2025年の年間合計は136,559円、月平均で約11,400円でした。2026年も上半期の合計は72,599円で、前年同期より1,299円安く収まっています。特別に何かを我慢したわけではありません。食洗機やエコキュートの湯の湧き上げを夜間帯に寄せる習慣が定着してきたことや、季節ごとの気温の違いが影響していると考えています。

2026年夏の電気代補助を実績で試算した記事はこちらでは、国の電気・ガス料金支援を我が家の実績で試算し、昨年と同じ使い方をした場合の目安として、3か月合計で約3,700円という数字を出しました。実際の請求で答え合わせをしたところ、7月使用分の予測1,090円に対して実際の値引き額は1,089円。差はわずか約1円でした。

検針票の見方を実物2ヶ月分で読んだ記事はこちらは、この記事群の中でいちばん土台になる1本です。基本料金は7月分・8月分ともに1,558円で変わらず、動いていたのは電力量料金・燃料費調整額・再エネ発電賦課金の3行でした。総額しか見ていなかった自分に、初めて気づかされました。

夜間シフトは電気代に効いていたのか2ヶ月検証した記事はこちらは、「食洗機やエコキュートを夜間帯に寄せている」と何度も書いてきた主張を、自分の検針票の数字で検証した記事です。深夜だけの電力比率は45.7%から40.2%へ下がっていました。ただし深夜の使用量そのものは122kWhから125kWhへむしろ微増していて、比率が下がったのは全体の使用量が膨らんだためです。夜間まで含めると66.3%から64.0%とほとんど動いていませんでした。仕組みが効いていたのかどうか、この2ヶ月分だけでは判定しきれない、というのが正直な結論です。

太陽光を検討・保有している人のための4本

太陽光編の4本は、収支の全体像→季節変動→実質負担という見方→将来(卒FIT)という順番で読むと分かりやすいと思います。

太陽光を検討・保有している方への4本。売電合計43,966円、6月266kWh→7月147kWh、実質負担は月平均7,642円、満了日は2028年11月1日
太陽光編の4本。収支の全体像から将来の卒FITまでの順です

太陽光発電の収支を毎月公開している記事(初回)はこちらでは、直近12か月(2025年7月〜2026年6月)の売電合計43,966円を公開しています。ただし月別に見ると、額は月によって大きく上下していました。「毎月コンスタントに入るもの」ではないと、この記事で最初に分かりました。

太陽光の売電が梅雨でほぼ半減した実績記事はこちらでは、月ごとの振れ幅がさらにはっきり出ました。売電量は6月の266kWhから7月には147kWhへほぼ半減し、8月は186kWhへ戻っています(いずれも検針月で、実際の発電は前月2日〜当月1日の分です)。電気代のうち売電がまかなえた割合(カバー率)も、76.6%→40.9%→49.4%と大きく上下しました。

太陽光は元が取れるのか計算しようとした記事はこちらは、実は「計算できませんでした」というのが正直な結論です。新築価格に太陽光の費用が込みで、設置費用そのものが分からず、回収年数は出せませんでした。それでも、2025年8月〜2026年7月の12か月で見ると、実質負担(電気代−売電額)は91,699円、月平均7,642円で、売電は電気代の32.0%をカバーしていたと分かりました。買う電気の実質単価は約31.0円/kWh、売る単価は26円/kWh。我が家の数字で見るかぎり、売るより自分で使うほうが得という関係も見えてきました。(※ひとつ前で紹介した売電合計43,966円は2025年7月〜2026年6月の集計で、こちらとは1か月ずれています)

卒FITまで約2年3ヶ月、満了日を書類で確認した記事はこちらは、太陽光の固定買取(FIT)が終わる時期を、記憶ではなく書類で確認し直した記事です。ずっと「2029年ごろ」だと思い込んでいましたが、実際の買取満了日は2028年11月1日。記憶と書類には約7ヶ月のズレがありました。

8本を通して見えたこと

ここからは、8本を書いてきた過程で気づいたことを、あらためて書き下ろします。

電気代は仕組みで下がったが、売電は天候で動く

8本を書いてきて、いちばん実感したのは「振れ幅の違い」です。同じ12か月(2025年8月〜2026年7月)を並べてみると、電気代は最も安い月が9,028円、最も高い月でも14,104円で、その差はおよそ1.6倍にとどまります。ところが売電額は、最も少ない月が1,794円、最も多い月が6,916円で、およそ3.9倍も動いていました。

電気代は、夜間帯に家事を寄せるという「仕組み」を一度作ってしまえば、月ごとの上下はある程度その範囲に収まってくれます。一方、売電のほうは自分では何ひとつ動かせません。梅雨のさなかには、売電量が266kWhから147kWhへほぼ半減しました。同じ「電気にまつわるお金」なのに、片方は自分である程度コントロールでき、もう片方はまったくできない。これが、8本を並べて初めてはっきり見えたことでした。

ただし、コントロールできるはずの側にも、思ったとおりにはいかない部分がありました。夜間シフトが本当に効いているのかを自分の数字で検証してみると、深夜の比率は下がったのに、夜間まで含めるとほとんど動いていない。少なくとも我が家では、仕組みは効いているようだけれど、思ったとおりに効いているとは限らない、ということです。

「実質負担」という見方に行き着いた経緯

月次の売電収入を記録し始めたことで、初めて「毎月いくら売っているか」が数字として見えるようになりました。そして、電気代と売電額を1年分並べてみたことで、「電気代−売電額=実質負担」という見方にたどり着きました。2025年8月〜2026年7月の12か月では、実質負担は月平均7,642円。売電は電気代の32.0%をカバーしていました。

ただし、正直に添えておきます。設置費用が分からないため、「元が取れたか」までは分かりません。分かる範囲の実数を、無理に結論づけずに積み上げていく。この姿勢が、8本を通して身についたことだと感じています。

記憶ではなく書類・数字で確認する姿勢

卒FITの記事でいちばん応えたのは、7ヶ月というズレの大きさそのものよりも、毎月の売電額はあれだけ丁寧に記録していたのに、契約の起算日だけは一度も見返していなかった、という事実のほうでした。

この経験から、「なんとなく覚えている」ことと「実際の数字」はズレることがある、という前提で記事を書くようになりました。夜間シフトの検証記事も、この姿勢の延長です。過去に自分が書いた主張を、都合よく「効いていた」と結論づけずに、数字で確かめ直す。8本を並べてみて、それがこの記事群に一貫して流れている姿勢だったと気づきました。

電気代の総額だけを見ていた、から、過去の自分の主張を自分の数字で検証した、までの5ステップ
8本を書くうちに、見方はこう変わっていきました

まとめ|次に読むなら

電気代が気になる方は、オール電化の電気代2年分から。太陽光を検討・保有している方は、太陽光発電の収支を毎月公開している記事から読んでいただくと、流れがつかみやすいと思います。まずはどちらか、気になる方から読んでみてください。

この記事群は、これで終わりではありません。9月請求(8月使用分)が届き次第、新しい記録が増えていく予定です。仕組みで下がる部分と、天候で動く部分。その両方を、これからも実数で追いかけていきます。

このブログでは、こうした50代当事者の家計・光熱費の実録を書いています。運営者について詳しくは、筆者(オール電化・太陽光あり・共働き50代)のプロフィールはこちらをご覧ください。